2011/10/29

大岳山(東京都西多摩郡檜原村、奥多摩町)

多摩地区からよく見える奥多摩の山と言えばこれ

【ポイント】
・駐車場利用は早めに
・ケーブル駅の御岳山駅から2時間
・山頂はこの季節(紅葉シーズン前)から混んでいる
・富士山(南側)はよく見える
・南側以外はよく見えない
・ケーブル駅の散策イラストマップで、奥の院や七代の滝を安易に目指すと大変かも
・放射線はそんなに高くない(当社比)→ただし、問題は放射線の強さだけではない。むしろ(ry

【アクセス】
・自動車で滝本(ケーブルカーの登り口)
駐車場は1000円
なお、ちょっと手前の左側の民間駐車場は900円(おすすめ!)
もっと手前には600円のところもあり、ケーブルカーに乗る前に
アップしたければいいかも、遠いけど。

【コース】
滝本駅~ケーブル~御岳山駅(5分)
御岳山駅~長尾平~真ん中のコース~大岳山(2時間)
大岳山~鍋割山~奥の院~長尾平~御嶽山駅(2時間)

【記録】

今回はカメラを車に忘れてしまい、写真が少ないorz

9時半頃ケーブルカーの乗り口(滝本駅)に到着
駐車場がギリギリでなかったので、民間駐車場に
900円で100円安い上に、すぐ入れた

御岳神社までは、参道を通らずに、
ビジターセンターの先を左に曲がらずに降りていき、ショートカット。
確かに、こっちのコースのほうが楽だ。

あとは、奥の院にも行かず、ロックガーデンにも行かない
真ん中の道を行く。登り下りが少ないのでラクラク。
あっという間に東屋のところに着く。
ここまで1時間もかからない。
大岳までは、プチ岩場などあり、お手軽に山登り気分を楽しめる。
最後の岩場は、まともに登らずに、木につかまって登ると楽。
岩も手で掴むほうがいいので、軍手が便利

ケーブル駅から2時間弱で山頂
山頂は混んでいて100人以上いた。
記念写真を撮るのも大変




よく晴れていて富士山はよく見える

山頂に二等三角点があるが、みんな割りと無視
ちゃんとチェックしないと


帰りは途中から鍋割山へ
大したことはない。
巻き道があるので、山頂も人がいない
スルーされがち

そのまま奥の院へ
奥の院のあたりはちょっとした岩場
登るのに困難はない
後ろに見えるのは大岳山

見晴らしは良くない

下りは結構急だったので、反対側から登るのは割りと大変かも
このコースは、大岳山側から行くのがおすすめ

あとは、特筆すべきところはない

【総括】
・車にカメラを忘れないように
・またまたGPSの電池がないのはなんなんだ
・晴れていて気持ちよかった
・紅葉シーズンまであと少し

【おまけ】

紅葉

2011/10/23

三頭山(東京都西多摩郡奥多摩町・檜原村)


檜原村の最高峰にして、奥多摩三山の最高峰

【ポイント】

・三頭山は、「みとうさん」と読む
・山頂は、東峰、中央峰、西峰があり、一番高いのが中央峰(1,531m)
これら三峰はとても近くにある
・山頂はあまり見晴らしが良くないので、遠景は途中の見える所で楽しんでおく
・都民の森だからと、軽い気持ちで三頭山を目指すと、痛い目にあう下の方のウッドチップコースと違い、上の方はただの山道
・標識はいっぱいあるが、肝心な所では判断に迷う
・クマよけの鈴を借りたら楽しいかも


【アクセス】
・縦走しないなら、東京都檜原都民の森の駐車場が堂々と使える
(ただし、8:00-17:00←変わるので調べて下さい)
・武蔵五日市駅からバスがある

【情報】
・公式情報を見よ
http://www.hinohara-mori.jp/
ただし、園内地図は、まるでその辺の公園のように描いてあるので注意
ここは昭和記念公園じゃなくて山です
森林館体験のついでに登り始めると、水も何もない

【本日の記録】
計画としては、都民の森だしカンタンに登れるだろうという甘い見込みで、
そろそろ頂上でカップヌードルとコーヒーかな?という、
なんというか、山登りに対するステレオタイプ

まずは準備だが、コンロを持って行かないと行けないので、
あるったけのホワイトガソリンをぶち込み、水も1.5リットルぐらい準備
ザックが8~9キロぐらいになってしまった・・・

朝は、また寝坊
昼前に登り始めれば何とかなりそうなので、車を飛ばす
駐車場は昼前で、そろそろ満車になりそうなところ


登り始めるとずっしりとくるが、三頭大滝まではウッドチップでラクラク
紅葉シーズンでしたね
紅葉の状態は、本文中の写真で判断して下さい(2011.10.23現在)

此処から先が山道
いきなりキノコ採り(禁止です)してる人いるしw

登り始めていきなりバテバテである
やはり、荷物が重いのが効いているのか、足が止まる
しかも、やっとの思いで尾根にでてからが長い長い。間にも何もないし。
1300m 高度がどんどん上がる。あと230m

この辺で戻ろうかと思ってしまう・・・

1400m
高度計も補正

途中に大沢山がある





避難小屋からの富士山




西峰
西峰だけテーブルがある
ここでカップヌードルとコーヒーだ
カップヌードルは純正仕様を昨日購入してあり、コーヒーもドリップのやつだ
楽しみ楽しみ
と、ええっ?コンロにカチカチと火をつけるのがない・・・
マッチもない、ライターもない・・・
 本日の目的終了~
その場で水1リットルを捨てましたよ!
帰りのザックの軽いことと言ったら・・・
考えてみたら、カチカチがついてるのはガスランタンだった・・・
素人すぎる・・・
 
中央峰

東峰(左下が三角点)

紅葉の状態
この後、鞘口峠へ降りる

見晴台
奥多摩湖が見えるはず
今日は曇が下にあって見えなかった




コースが分岐・・・
どっちに行けばいいのか?




鞘口峠に行きたいのだが、同じ所に行くのだろうか?
御前山と書いてある方に行くと、すごい下りになってきたので、戻ってきた
ブナの森と書いてある方に行くことにした

結果は・・・
結局合流した。反対側の標識

ウソは書いてないんだけど・・・

鞘口峠到着
下りはなんという事はない




森林館に降りる




戻ってきた




帰りに数馬の湯に入ってきた

【総括】
・早起きしよう
・荷物は軽くしよう
・ライターは持って行こう
・バテたときにチョコは効くなあ

おまけ
突然の朱

2011/10/16

陣馬山~醍醐丸(東京都八王子市)

八王子市最高峰にチャレンジしてきた
陣馬山 857m
醍醐丸 867m
【アクセス】和田峠まで車
【ルート】和田峠~陣馬山~和田峠~醍醐丸~和田峠
(水平対向ピストン登山方式)

高尾山と違って800mを超える高度は、軽登山家にとってデスゾーンと呼ばれる。
軽登山家は800m以上の標高では生きられないのだ。
従って、800m以上の行動は迅速に、そしてすぐに下山しなければならない。
ベースキャンプまでの消耗を抑えるため、車で和田峠まで向かった。
というか、寝坊したので他に選択肢がなかった。

和田峠の駐車場(1日600円)
この茶屋の経営である。
おじさんが集金に来るが、本当は自分で払いに行くべし。
なお、紅葉の前でもあり、かなり余裕があった。#紅葉については後述

まず、最低でも陣馬山には登っておく。

登り口はこのように
最短距離で行ける右側の階段が正解 #理由はあとで

こんな感じの階段が続く

あっという間に山頂に





やあ、30年振り

富士山もよく見える
冬に来たい。

山頂はすぐに飽きました。
#そもそも、30分も登ってないんじゃ・・・
陣馬山の紅葉状況です
 
というか、陣馬山は広葉樹少ないし、紅葉楽しめなさそう。

下山路を、東側のトラバースコース方面にしたら、
涼しいけど茶屋のトラクターで道がグチャグチャ
登りじゃなくて良かった。
登るときにこんな看板があったが、
まあ、普通のマナーですね
こういっておいて山頂に芝生植えてたり、トラクターで登山道破壊してたり
突っ込みどころは満載である。
そもそも、観光のために陣馬山に馬の置物とか
30年前の天体写真には邪魔だった

さて、和田峠に降りてきて、茶屋でこんにゃくまんじゅう(¥200)を食べた。
こんにゃくだから、カロリー補給になってない!
物足りないので、茶屋の反対側の道に入る。

あら、この林道車両通行止めになってる。

林道の左に登山口

生藤山は遠すぎるので、醍醐丸ピストンしよう。
基本的に尾根道
あっさり山頂
登山道にベンチが置いてあるだけっぽい360度林で、眺望なし。

それでも、八王子市最高峰

粋な標識だ。

こういう情報は大事ですね。グッジョブ!

大岳っぽいのが見えた
いや、適当な推測ですが。

あっさり下山。

道のないサミットにもアタック成功。
写真の左側崖、落ちたら一生見つけてもらえそうもない。
下山も、基本的に道なしの急坂。適当に降りる。

茶屋の対面の山にも登ってみた。
これでルート上のすべての尾根を制覇したなw

【総括】
・紅葉までもう少し(10/16時点)
・針葉樹多く、紅葉楽しめなさそう
・陣馬山頂の馬は、30年前と同じだ
・和田峠からの陣馬山アタックは、階段を使え
・醍醐丸山頂は地味すぎる
・醍醐丸は八王子市最高峰として知られてない
・そもそも、醍醐丸って、山ってついていない
・やっぱ、カメラは邪魔だ
・車で行くと、ビール飲めない
・また、GPSの電池なかったorz


【おまけ】

夕焼け小焼けの里の辺の紅葉状況
このへんは広葉樹があるようだ。
それより観光地化されていて、驚いた。
駐車場あり、宿泊施設あり。温泉あり。
今度は、温泉入って帰りたい。

最後に、ドーン


2011/10/10

岩殿山~稚児落し(山梨県大月市)

命に関わるので最初に言っておきますが、
このコースは、老人、家族連れ、ぬるいカップルでは無理です(キッパリ)。

【行き方】
JR大月駅で降りれば、山頂までそこら中に看板があるので迷いません。
駐車場はネットで見つけにくいですが、大月駅側から橋を渡った左側にあります。
ただし、10台ぐらいしか止められないので、車でいくならイチかバチか。
紅葉前の何も面白くない本日、1台分だけ空いていた程度。
注意としては、大月駅は山側に改札が無いので、踏切を渡らないと行けませんが、
浅利(稚児落し)の方からは、鉄道の跨線橋を渡ること。

以下、ググれば出てくるような説明は省略。
独自の視点でお届けしていますw

まず、山頂までは、階段と整備された道なので、カンタンに行けます。
途中のふれあいの館では、地図をもらっておこう。
犬の散歩に来てる人も多く、駅から見る存在感の割には、アレっていう感じ。
でも、下を覗けばそれなりに怖いですねー。
だがそれは、序章に過ぎなかった。手すりがあるだけマシ

あっさり山頂らしきところに着いたが、

右奥に見える鉄塔の方が高い山なので、そっちが山頂かも。
東に向かってみた。まっすぐ登れば素直に鉄塔の下に着くが、
何故か右側の巻き道に。
すると、有志による道標が
ここ、三叉路になってないんですけ・・・ど・・・?
おっと、藪の中にケモノ道みたいな、誰も通りそうにない道が・・・
行ってみよう
いいのか?これで?
クマが出たらどうする?スズメバチが来たらどうする?
と思いながらも突撃
こんな道・・・
スズメバチいました。
そーっと通過。ストックでスズメバチの巣を直撃したら死ぬんだろうなと思いながら、
暫くストックは使わないで歩いた。
こんな看板が
この看板の裏がちょっと高くなってるので、何かあるのか?
行ってみよう

何かあった
「基三級」?
よくわからないが、こっちが本当の山頂だとすればみっけもん。
場所は、鉄塔のさらに東側

あとは、途中まで降りて、稚児落しに行くのだが、
ちょっと降りた所で、最近、あぶないから岩を破壊したとのことである。
岩を破壊した跡に行けそうだが、大人だから行かない。
というか、こんなになってるのに降りていく勇気ない。
単独行なので、絶対発見されないし。
大体ダイナマイトで岩を吹き飛ばしたあと、
どんなふうに緩んでるかわからないし、
自然の怒りを自分が受けるのは嫌だw

あとの行程は普通です(手抜き)。
もらったワラ半紙の地図の通り。
ところで、この地図、コンビニとスーパーがわざわざ描いてある。
駅前以外は、それほど何もないところです。
GPSの電池切れていたが、調達できずorz

お役立ちコーナー
「いつまでたっても稚児落しにつかない件」
岩殿山から行くと、いつまでたっても稚児落しに着きません
イヤというほどこんな標識が
それでもなかなか着きませんこんな意味深なのが出てきたりして(ここは天神山らしい)、
ここかなあ?と、いろんなところで思ってしまいます。
どこでも絶壁だしね。
それでも歩いて行くと、またあの標識が・・・
その上、最後には、直前で右に行くと80分で温泉があるよ~的な看板もあり、
ここであきらめちゃった人も多いと思われます(いるかよw)
稚児落しは、身もすくむ恐ろしい断崖絶壁です。それ以外の場所は偽物(?)です。
標識を信じて行きましょう。
ちなみに、稚児落しで稚児落しの標識は見つからなかったんだけど、
テンパってて見落としてしまったかどうかは不明。

稚児落しから見た岩殿山
画面左のほうの断崖絶壁の上で、勇者たちが休憩していました
恐ろしくて覗き込んだ写真が撮れなかったのが残念・・・

そのあとは、やっと降りられるのが嬉しくて、ホイホイ下って行きましたが、
さすがに、民家が見えたときには熱いものが・・・
(こみ上げる余裕も水分もなし)
とにかく、水、水~

帰り道にて。え?近道ってなに?聞いてない・・・

とにかく休みたい。橋の袂で、顔を洗って着替えてリフレッシュ
その後、道路を歩いて自販機を発見
ビールより、スポーツドリンクだ。
朝からオニギリ一個とチョコ一枚とお茶しか飲んでない。(←かなりやばい)
スポーツドリンク一気飲みで身体が軽くなった。
ずっと汗かきっぱなしだから当然か。軽い脱水症状だったろう。

その後、涼しい山陰を歩いてクールダウンしながら大月駅に。
歩いてもちょうどいい感じ。
駅でソバとビール
缶ビール頼むと、凍らせたジョッキを出してくれる。
これは、ポイント高いぞ。


兜岩のトラバース、怖くて死にそうだし、稚児落しなんて、怖くて四つん這いだしw
お陰で、そのあとは両側切り立っていても、
木があればいいやぐらいまで慣れた。

【感想】
稚児落し、なにあれ?
高層ビルの屋上の縁歩いてるようなもんだ。
そこでお弁当食べてる人もクレイジー。
岩の上でビール飲んで寝ちゃってる人も・・・さすがにいませんでしたがw
都心から日帰り圏に、こんなに怖いハイキングがあるとは。

クマも出るし
イノシシも出るし
スズメバチもいるし
落ちたら死ぬし
踏み外したら死ぬし
崩れても死ぬし

雨雪のない風の弱い日以外は行っちゃダメです。


【総括】
1.山に入ったら、一切食べ物飲み物は調達できない
2.高所恐怖症だったみたい
3.電車でいくのが楽しい
4.ストックはどんなハイキングでも持って行こう
5.フリースはかさばる
6.電池はちゃんと確認する
7.熊よけの鈴買っておこう
8.なんか山梨大好きって感じ

おまけ
富士山が綺麗に見えました

最後にドーン